アニメの舞台へ中国人観光客誘致――上海の日本商品展示会へ共同出展。そんな話題が、上海より到来している。日本アニメは中国の都市部、特に若者に大人気だ。

中国・上海市で24日開幕した『第2回2012日本商品直送in中国』で、角川書店やJTB、日本航空などが組み、日本のアニメや漫画の舞台となった場所へ中国人観光客の誘致を図る試みが開始されたようだ。

その企画の一部として、中国内富裕層をターゲットに5日間約10万円の「アニメ・マンガ聖地巡礼ツアー」も募集している。日本が世界に誇るコンテンツであるアニメ・漫画を武器に観光客を呼び寄せ、地域振興につなげる狙いだ。
出展会場では、テレビアニメの『輪廻のラグランジェ』(千葉県鴨川市)と『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(埼玉県秩父市)、10月公開の映画「009 RE:CYBORG』(東京・六本木ヒルズ)、連載漫画の『ヤマトタケル』(鳥取県)の4作品などが、大々的に紹介されている。

上海において、日本をテーマにした展示会は頻繁に行われている。ファッション、健康、工芸品、食品など分野は様々だ。政治上ではまだ時間の残る関係だが、文化は確実な交流を続けている。

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